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第118回 全国講習会の講義の紹介

「神経学で見る体壁の脊髄分節反射」
    〜手技による脊椎骨への運動学的・神経学的アプローチ

    講師 柄沢 康弘
     (理事、身体均整法学学園講師、千葉支部長)

    講師 三浦 宏明
     (理事、身体均整法学園講師、学術部長)






手技療法の実践にあって、脊柱の観察と調整は重要な位置を占めます。 これは脊柱が「脊髄からの神経経路の保護」と「体幹の運動機能(支持機能)」という重要な役割をになっているからです。

身体均整法には、脊椎骨に対して平衡・可動・強弱の観察と調整技法がありますが、従来、これら均整法の考え方が、筋学や骨学、神経学を踏まえた実際の脊椎骨の運動とどのように関係するのか、十分な解明はおこなわれてこなかったというのが、わたくしたちの考えです。

脊椎の関節は、四肢に見られる滑液包関節と違い、椎間板や肋骨などと結びつきながら、「体節」的に形成されます。

体節」とは、細胞が交わりあうことのない身体構成上の基本単位ですが、今日の生物学では、身体の機能や形成、またさまざまな異常の発現に「体節」が重要な働きをはたしていることが次々と明らかにされてきています。

このような観点にたって手技の臨床をおこなっていると、1970年代に作られた身体均整法の考え方では、幾多の問題が未解決のまま置き去りにされているのがわかります。

たとえば、手足のしびれや頭部の諸症状、腰痛や内臓の不調、下肢の痛みやしびれに深く関わる神経根症の観察と調整テクニックは、手技の臨床上、欠かすことのできない重要なテーマになっています。

今回は、このような問題点を克服するために、解剖学的、神経学的、生理学的なからだの反射や構造学的、物理学的な骨格のメカニズムを学びます。日常生活や自律神経などからだの仕組みや体型に現れる内臓の異常緊張を今までにない角度から分かりやすく解説します。

従来の身体均整法のアプローチに壁を感じておられる先生方には、新鮮で目新しい講習会となるものと思います。

第118回大阪国講習会への振るってのご参加をお待ちしております。


    【タイムテーブル】

      10月24日

  • 総論(冒頭)  担当 三浦
  • 胸椎、腰椎についての解説と調整法の実習  担当 柄沢

  • 10月25日(午前中)

  • 頚椎についての解説と調整法の実習  担当 三浦








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